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Posted by ミリタリーブログ at

2010年12月11日

マルシン ルガーカービン 

もう10年以上前にタナカ ガスガンベースでルガーカービンを作った。 完成後、ストック材を購入した銘木屋さんに展示していたのだが、見学にきた客が持ち上げたせいでフレームのストックとかみ合うレールがボッキリ折れた。ワシはその場には居なかったのだが、ルガーカービンを引き取りに行くとご丁寧にも折れたレールを接着していた。ゴテゴテ接着剤がはみ出した状態で。 ワシは気が遠くなったが金返せとも言えないので不満顔で持ち帰った。 

 一気にテンションは下がり本体はジャンクとして売ってしまった。 残されたストックはせっかくなのでモデルガンに移植しようと思ったのだ。 ルガーカービンはジョン・マーツのカスタムが幾度とGUN誌で特集されていて憧れの銃だったのでいつか再現したかったのだ。  本体はマルシン P08 砲兵モデルをベースにした。 できればHW製のモデルガンでもあれば良かったが無いので仕方ない。

 

バレルはリアサイト付近を残して一回り細く削り、パイプを被せて延長。フロントサイトはアルミ削り出し。フォアストックの取り付けバーもアルミ製。 フォアストック、グリップ、ストックは黒檀製。 厚さ約4cmの黒檀の固い事、固い事・・・ 電動ジグソーで切り出すだけでも手が痺れて感覚が麻痺してくる。
 




 グリップの全面チェッカリングも面倒な事この上ない。 しかし手抜きをしたら見栄えが悪いのでがんばる。

 


 ストック取り付け金具をストックにはめるのも思っていた以上に大変だった。 なかなかピッタリ行かないのだ。 途中でもう、嫌になった・・・




 フォアストックも内面を掘り込まなければならないので七面倒くさい。 おまけに黒檀の粉塵は鼻が痒くて鼻水は出るわ被れるわ、汚れるわ最悪だ。 

 




 

 黒檀は固く、磨くのも一苦労だ。 サンドペーパーを掛けると親指が水脹れになって非常に痛い。もういや。
 

 HW製のモデルガンでも出たらもっと明るい色の木材で作ってみたい気もするがもう面倒で二度と作れない気がするのも事実である。 最近はハンドガンのグリップでさえ面倒で完成まで至っていない。もう歳だ。

 

 

 8インチとの比較。 

 

 


 最近はもう嫌になるくらい金が無いので、オクにでも出して売っぱらおうかとも考える。 さてさて・・・どうなるやら。
  

Posted by ガンスミス at 22:58Comments(9)