2015年09月15日

M29用 ファイティンググリップ

毎度お世話になっているJUMOさんからM29ファイティンググリップの依頼があった。 ファイティンググリップなんてワシが勝手に呼んでいるのだ。 CMCの影響か、フィンガーチャンネルの着いたグリップを見ると「ファイティンググリップ」と呼びたくなるのだ。そもそもファイティンググリップなる言葉があるのかも怪しいがなんかカッコいいから納得させるのだ。 なんだか実践的な闘争的なイメージを彷彿とさせて「M29を片手に悪と戦う孤高の戦士、僕!」なんて想像に浸りM29を片手に空撃ちし御丁寧に反動まで着けちゃう姿なんてとても他人には見っとも無くて見せられないのだ。 

 S&Wのリボルバーグリップは沢山作っているので気が楽だ。 まあちょいとチェッカーが大変だが大丈夫だ! 

 

 外形を切り出し内面の段差を彫る。 ここが最重要だ。 隙間が空くと見っとも無いので慎重になる。 いくら大雑把なワシでも緊張する。

 

 フレームにピッタリ会うとフレームくぼみにはまる半円形(実物ではワッシャーがはまる部分)が無くてもグラつかない。 今回はばっちり決まっている。 (いつもグラグラな訳じゃないけど^^)



 こんな角ばった板にアールを付ける作業は体力的にもシンドイ。 おまけに先週の日曜に野球をやってふくらはぎを肉離れしちまったもんだから大変だ! 歩くのも痛みで困難、歳というしか無い。 なにかと作業にも影響するのだ。

 

 

 いつもハンドリューターでバリバリと力任せに削って行くもんだからリューターのチャックの穴がすぐに広がってしまい削っている最中に刃が抜けてきて困る。 リューターに無理掛けているのは判っているのでどうしたもんかとは思うが、荒削りからおおまかな形を付けるのにはやはりフリーハンドがやり易い。 もっと簡単に荒削りできる物はナイだろうか? よくTVとかでやってるチェーンソーの達人ならあっという間に荒削りできるべなあ。

 ところで写真では判りにくいが今回のローズは木目や色合いが綺麗だ。 好みの木目を探すのは結構困難なのだが今回のは「いいね!」と親指を立ててウインクしたい感じだ。 仕上がりが楽しみだ。
  


Posted by ガンスミス  at 11:07Comments(5)

2015年09月01日

SIGグリップ完成

夏バテ問題もありスンゴク時間が掛かってしまったSIGグリップ。ようやく形になった。 なにしろ北海道の部屋はエアコンが無い。 室温32度もある中ではマスクをしてグリップ削りなんて熱中症になりそうで出来なかった。 最近は少しずつ秋の気配にもなったが今日も中々に暑くいまだ室温が30度もある。 今回はワシも配慮が足りなかったせいで一個目のグリップが依頼者様の希望の形にならず、それで新たに製作する物と合わせて両方購入してくださりなんとも申し訳ない気持ちになってしまった。 すみません・・・

 

 

 

 2個目のグリップの形。 後方に膨らみを持たせた。 形になったところで一つはマルシン純正の様なチェッカー、もう一つはMGCのプラグリの様なチェッカーを彫った。 特にMGCタイプはチェッカー範囲も大きく何よりチェッカー枠がフリーハンドで素人臭さが出てしまいNCマシンがあったらなあと思ってしまった。 機械加工による寸分狂いもないチェッカーにはほど遠い・・・

 

 MGCタイプの装着例。 依頼者様の写真より

 

 2丁揃いで。 今回は黒檀使用なのでオイル仕上げにより色合いはかなり暗い感じだ。 マルシンタイプが装着された特別仕様のサイトが着いたSIGがカッコいい!
  


Posted by ガンスミス  at 17:21Comments(3)