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Posted by ミリタリーブログ at

2017年12月06日

コークボトルグリップふたたび その1

随分と更新を止めてしまった。 いかん事だ。 北海道は雪も降り一面銀世界(最近あまりこういう表現もしなくなったね) なのだ。 今回のグリップはコークボトル。 もう40年はGUN好きで来ているが正直、コークボトルと言う名前を知ったのはネットを始めてからだ。 1980年からGUN誌を読み始めたが既にS&WのNフレグリップはコークボトル以降の物になっていて誌面でもコークボトルを扱た記事など見た事もない。 なのでS&WのNフレグリップはダイヤチェッカーの無い物が当たり前だと思って来た。 考えてみれば国際やMGCのプラグリップやLSのプラモデルもダイヤチェッカーだったがなぜそうなっているのか深い事は考えなかったのだ(考えろよ) 刷り込みと言うのは怖い物でいくらコークボトルの素晴らしさを聞いてもダーティ・ハリーのM29はコークだと言われても自分はコーク以降のグリップが好きになっちまったのだ。

 しかし、改めて見るとやはりコークボトルは手間暇をかけて作られた古き良き時代の作品だというのは思い知らされる。 コークボトルのあちこち手間のかかる部分を省略して行くとその後のNフレグリップになるのだ。 

 

 まずは木を切り出す。 タナカの旧M29モデルガンはグリップを作る為のGUNになっていてそりゃもうあちこち傷だらけだ。自分のGUNだから気を抜いて本体までガリっと削る事もままある。 おまけに落っことしてバレルが抜けてしまった。 しかし、カスタムを作ろうとバレルを外しにかかると中々抜けないってのは世の常だ。 

 

 内面合わせをした状態。随分と大きく切り過ぎて余分を削るのが大変だが、内面を合わせている内に「あっ ここ足りなくなっちゃった!」という悲劇を考えるとどうしても怖くなって大きく余分に余らせてしまう。僕ってホントに小心者。 

 

 

 んである程度、余計な部分を削り落とす。 これもきっちりやるとその後に足りなくなったり削り過ぎたりするので多少は大き目で残す。とにかく完成目前まで行って寸法が足りないなんて事になったらもう部屋中を「うをおおおおお!」と叫ぶ事になり精神的破綻をきたすのでそれだけは回避したい。

 

 

 このグリップはJUMOさんがピカピカのブルーイングM29に着けるそうだからそれに負けない様に仕上げなければいけない。気合を入れるのだ。
 
 言い忘れたが材質は「グラナディロ」 いつものパーローズではなくグラナディロという木だ。 茶褐色で木目の綺麗な物は何となくゴンカロぽくもあるかなと今回はこれを選んだ。 ゴンカロのあの豪快な木目は唯一無二だがグラナディロも中々深い味わいのある物なので期待したい。ただグリップは完成して仕上げをしてやっと正解だったのか失敗だったのか判るので今回はこれを選んで大成功だったと言いたいものだ。 
  

Posted by ガンスミス at 11:18Comments(2)