2015年06月09日

ルガーP08のグリップ 

いつもお世話になっているJUMOさんからマルシンP08用のグリップ依頼を頂いた。 やっぱり来たか!と思った。 ルガーP08のグリップは難易度の高いグリップだ。 複雑なフレーム形状にフルチェカー! 考えただけで恐ろしい・・ 

 ルガーP08と言えばオートマチックピストルの元祖みたいなモデルだが1908年にはもうこんな完成度の高いピストルが開発されていたとは驚きでしかない。 よくもまあこれ程複雑で芸術品の様なピストルを軍用として開発するドイツ人の技術力には驚かされるのだ。

 グリップ1つ取っても全く生産性の無い複雑な形だ。 当時はチェッカーを手で彫っていたのかなあ?なんて思うと気が遠くなるのである。


 まんずは

 外形を切り出し、内面合わせ。 フレームには所々段差もあり、セフティレバーやマガジンキャッチもあるため一筋縄では行かない。

 

 

 そうそう、マガジンフォロワーを下げるボタン(なんて名前だべ?) のスペースも削らなくてはならない。

 

 

 グリップ上部にはフレームに噛み合うポッチがあるのでそこを接着した。

 とりあえずフレームに合うまで出来た。 

 

 

 最近は腕も痺れてチェッカー作業もしんどかった。 その上チェッカーの刃が切れなくなってきたので注文しようとしたら品切れ・・・ 次回入荷は未定だと言われてしまった。 切れない刃で作業するのは余計な力が要るのでますます腕が痺れる。 参ったなあ・・・・






Posted by ガンスミス  at 18:24 │Comments(2)

この記事へのコメント
確かにあの年代であのメカニズムを開発する人も凄いし、それを量産した技術もまた凄いと思う。
何たって削りだしであの緻密なメカを量産してたんだもんなぁ…

グリップだって今みたいにチェッカリングNCでチャーっとやってた訳じゃないべしなぁ?1つ1つ手作業だったんだべなぁ…

しかし、痺れに切れなくなったツール…
職人としてはどっちも辛いべ?(^^;
Posted by Tちゃん at 2015年06月09日 21:41
Tちゃん、いったいどんな作業だったのか見てみたいね。 チェッカーというのいは鬼門の一つだよ。これが一瞬で終わったらどんなに幸せか^^

 ツールが在庫切れだとどうしようもない。 ツールまで自作しないとだめかな?
Posted by ガンスミスガンスミス at 2015年06月10日 07:37
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