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Posted by ミリタリーブログ at

2009年11月13日

札幌の聖地 モデルガンショップ閉店

今ならトイガンショップと言うのかも知れないが、ワシの年代では「モデルガンショップ」だ。 道民にとって「モデルガンショップ」の2大聖地と言えば「ポストホビー」と「セントラルホビー」である。 ところが最近、この2軒のショップが立て続けに閉店になってしまった。 実に悲しい事だ。 

とりあえずここでは「ポストホビー」の話をしよう。 田舎町育ちのワシにとって札幌に行く事だけでも一大事なのだが札幌のガンショップに行くようになったのは中学になってから、今から役30年前である。

 バスに揺られて一時間半、大通りに到着すると胸はワクワク、ドキドキなのだ。 「ポストホビー」は当時、意味不明なCMで有名な「PARCO」6階にあった。 エスカレーターで6階に近づくたび興奮し、到着する頃には気だるささえ感じてしまうのだった。 「ポストホビー」はモデルガン、エアーガン、プラモデルなどが置いてあるお店で、行く度長い時間、じーっとGUNを見てはため息をつくのである。

 月刊GUN 1978年 11月号に札幌ポストホビーの記事が掲載されている。



 記事によると「北海道は女の子のファンが多くて驚く」だそうだ。 ワシはガンショップに行ってそう感じた事は無いが、実際はどうだったのだろう。 1978年当時はお店には行っていなかったので真実はわからない。 記事によれば常連の女の子もいるという。 生まれてこのかたモデルガンマニアだという女性には出会った事が無いので、できれば出会いたかったもんである。 




 他にも「北海道はモーゼルミリタリーが良く売れるので有名」らしい。 う~ん。 ちょっとこれは判るかなあ・・ いとこもホンリューモーゼルやハドソンのカービンを持っていたしなあ。 その影響でワシも好きだしね。 


 70~80年代はモデルガンの宝庫だった。毎月のように新製品が発売になり、お金がいくらあっても足りなかったものだ。 今では、買いたくてもモデルガン自体が無いという現状だ。 インターネット普及の影響も加え、ガンショップ自体、経営することが困難な時代になってしまった。 ワシは小学生から現在に至るまで飽きもせず(途中、少し飽きる時もあったけど^^)モデルガンの趣味が続いている。 こんな人間は世間で一握りなんでしょうねえ。 

 余談だが、中学の時、友達2人とお年玉を持って「マルシン M16」を買いに来た。 当時、28500円(だったかな)目ん玉が飛び出る価格だ。 それを2人して一丁づつ買ったのだが、まだ子供の足りない頭ではポイントカードを1つにまとめるなんて考えもせず、一人ずつスタンプを押して貰ったのだ。(店員はわざとだな) 1つにまとめりゃ、その日だけでポイントが満タンになったものを・・・ 未だに後悔しきりである。
  

Posted by ガンスミス at 14:48Comments(3)