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Posted by ミリタリーブログ at

2016年12月14日

ユニバーサルグリップ ふたたび

今回の依頼はなんとあの「グランドマスターのグリップ」です。

 

 これです。いかにも大変そうな、いや大変です!(キッパリ) 過去にJUMOさんの為に製作したこのグリップはとても大変なので正直、作りたくないな~と思って(ぶっちゃけんなよ) JUMOさんに「同じものを作られたら嫌ですよね?」と聞いてみたのだ。 本音を言うとJUMOさんには「嫌だ」と言って貰いたかったのだ^^ それを言い訳に作らないという選択が出来るからだ(卑怯だなおい) JUMOさんの答えはあっさりと

  「いいよ」 だった。 がび~~~ん(昭和的衝撃効果音) やっぱ作らねばならんのか・・・ 


 っつ~訳でまずは木材を仕入れる。 このグリップはレストの膨らみの起伏が激しく厚めの木で無ければ作れない。 厚さは約3cmは必要。パイソンやNフレオーバーが約2cmだからかなりの厚みだ。 こんだけ厚いと切り出すだけでも大変。

 

 

 今回は依頼者様が参考にとホーググリップを送ってくれたので大変参考になった。 形は違うものの参考になる部分は沢山ある。 

 

 全体に分厚いので要らない部分をざっくりフライスする。 しっかし厚いな~.

 ところで今まで使っていたリューターのハンドピースが不調になり修理に出す事になった。 考えればもう7年くらい使っているのでそりゃ修理も必要だろう。 中のベアリングやチャックの閉まりが悪いのだが幾らになるか恐ろしい所だ。 ハンドピース修理は経験上3万くらい取られるイメージだが・・・ しかも今回は代車というべき貸し出しのハンドピースに3千円も取りやがった! 腹が立つったらありゃしない。 

 しかし、ただでは起きない。 なんというタイミング、今回のグリップは削る量が半端でない。 普段ならガッシガシ削るとチャックやベアリング傷むべな~などと心配になるのだが、これは貸し出しだ。ここぞとばかりにガッシガシもうガッシガッシガッシガシ削る!! けずりまくる!

 そのおかげか想像以上にかなり早いペースでグリップが形になっていく。 木粉も半端ではない。 色が色だけに大量の一味とうがらしを作り出してる気分である。
 
 



 このグリップに関しては相当時間が掛かるなと思っていたが意外な程進み驚いている。 故障を恐れずガシガシ削れるストレスの無さは最高だ。 (まあ仕事も暇だったんだけどね、笑ってらんねえ)
  

Posted by ガンスミス at 16:44Comments(0)