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Posted by ミリタリーブログ at

2016年03月08日

ところでメダリオンなんだけど・・・

JUMOさんからスマイソングリップに取り付けるメダリオンを受け取った。 なんでこういう物を持っているのかマニア魂と言うのは凄いものだ。
しかし、このメダリオンとワッシャーどう取り付ければよいのか?

 

 実物グリップを見るとメダリオンから伸びた1本のピンをワッシャーの穴に差込みカシメてあるようだ。 実際にどういう方法でカシメてあるんだろう? 知っている人いませんか? 専用のプライヤーでもあるのか? ワッシャーはとても薄くハンマーでコンコンやろうものならボッコボコになりそうだ。 それに打撃力でグリップを割ったらもう立ち直れない。 以前にもJUMOさんからメダリオンを送って貰ったがその時はただピンを通すだけ、あくまでメダリオンとワッシャーを単独でくっ付けただけだ。

 しかし、それ以上に奇妙と言うか問題は・・・・・・


 

 これ見て何か気付きませんか? これはS&Wの文字をちゃんと並べた状態。 ん? これ左右対称じゃない・・・・・  左右も何も無い、一種類だけのメダリオン。 と、いう事は・・・・・



メダリオンは曲面で右側が妙に曲面が強い。 グリップの曲面に合うように考えられていて丁寧だと思う一方、左右対称でないとは?なぜだろう。 3枚目の写真はグリップに装着されたらこういう位置関係になるのだがこれじゃあ左右のグリップの曲面ラインが合わないじゃん! グリップも左右非対称になっちゃう。 こういうもんなの?   これ左のグリップに着けると自然な曲面で作れると思うけど右側になるとちょいと不自然になる。 判らん・・・ アメリカのやる事は判らん!




   

Posted by ガンスミス at 10:22Comments(7)

2016年03月07日

戦慄!チェッカー地獄! スマイソン参上

最近再販になったHWSスマイソン。 元はCMCのスマイソン。 80年代にGUN誌を見ていたファンならスマイソンと言えばあの独特のチェッカーが入ったグリップでなければスマイソンではないという感じだろう。 それを模倣したCMCグリップが復活だと言う。一体いままで何処で眠っていたのだろう。 CMC時代のプラグリはP38ミリタリーの様な赤茶色のマーブルだ。なかなか格好がいい。 オプションの木グリよりも良かった感じだ。何せ木グリの方はやはり加工に限界があるらしくチェッカーの範囲が実物と違ってかなりアレンジされていた。  今回、何と木グリまで再販されたのだがやはりチェッカーはアレンジされていた。 

 
  正直ホッとした!!!!! 


 1万くらいで完璧に再現されてしまっては高いお金を払って注文してくれているJUMOさんに申し訳が立たないからだ。 あのスマイソンのグリップを完全に再現するには機械加工では限界があるのかもしれない。 (出来なくないとは思うけど) それに苦労してチェッカーを彫る側からすると負けてらんないのだ。 既製品と比べて、木の材質、チェッカー、仕上げ、どれを取っても比較にならない程良いと思われなくては意味が無い。 おまけにJUMOさんは今回ナカさんにブルーイングを頼んでいるらしく、あのピッカピカのブルーに見合うグリップとなると益々重圧がのしかかる。 今回は特に緊張するのだ。


 

 コストパフォーマンスで行くと最高なパーローズ。 パオロッサ、パーロッサ、色々な呼び方がある。 スマイソングリップは想像するにKフレームのS&W純正ターゲットスムースタイプ(旧タイプのサムレスト)を加工して作られた物だろう。 純正ターゲットなら厚みは2cm程度。 2cm厚の材木に大体のかたちを書きジグソーでカット。 久しぶりにブレードを交換したら切れる、切れる! 早く替えときゃ良かった。

 

 これがステーキならサシの入ったかなり美味そうな肉だ。 加工前の木を見ると厚みと堅さで気が滅入る。 

 

 外形切り出し。 こんなのハンド糸鋸で切ろうもんなら二度と大リーグボールは投げられなくなるだろう。

 

 まずはフレームの半分の深さをフライスで削る。 左右張り合わせるのだから半分だ。 これも彫刻刀で彫れと言われたら2度としない。 

 

 深さが良いかゲージで図る。(何がゲージだ、ただの紙切れだ) この方法だって割りと最近、ネットで誰かがやってるのを見て真似しただけ。 適当なワシは今まで目見当でやってきたので深く掘りすぎでダメにしたグリップ多数! ほんと適当な人間。

 

 んで両方削ってグリップを合わせフレームの幅と合うかな~なんて挟んでみる。超原始的。



 フライスの刃は細かい部分まで入らないんでこういう部分は



リューターでガリガリ君。 



 んで面倒なトリガーガード部分。後で削って要らなくなる部分が大半だけどここに隙間があって後で後悔するのも辛いので出来るだけ合わせる。
 

 カーボン紙を合わせて少しづつ削る。 こういう方法だからGUNに影響はある。ピカピカなGUNでは絶対できない。なるべく使い古しのGUNを送ってもらいたい理由はこれ。

 
 んでトリガーガードのラインに合わせる。 今日はここまで。 今回はちょいと細かく自己流グリップ製作の流れを書いてみた。 相手は木材。 欠けたり割れたりしたら終わり。 パテを盛るわけにもいかない。 そこが木グリの怖い所だ。 実際にグリップ製作の途中で失敗すると「うを~!!」と叫ぶくらい悲しい。 同じグリップを再度作るのは心身ともにこたえる。  ここまでは順調だ。

  

Posted by ガンスミス at 11:01Comments(2)