スポンサーサイト


上記の広告は1ヶ月以上記事の更新がないブログに表示されます。
新しい記事を書くことで、こちらの広告の表示を消すことができます。  
Posted by ミリタリーブログ at

2016年10月31日

Nフレ コークボトルグリップ

今回の依頼は初のコークボトル。 マニアなら言わずと知れたダーティハリーのグリップだ。 ところが自分はこのグリップには特段の思い入れはない。 刷り込みとは大きい物で月間GUNで知識を覚えたワシにとっては誌面に出ているM29グリップの殆どはコークボトル以降のグリップ(なんと表現するのかわからんけど。 セカンドとかサードとかあんのかね?) コークボトルの存在は知らなかった。 かろうじてLSのプラモやコクサイやMGCモデルガンのプラグリにダイヤチェッカーの表現があり「これって何だろね~」
などとアホ面さげて思っていたくらい。 

 

 このグリップね。 これがM29のグリップというイメージしか無かった。 ちなみに子供の頃はM29なんてモデル名は知らず「44まぐなむ」と呼んでいた。しかも「よんじゅうよんまぐなむ」。 しかしフォーティーフォーマグナムと言うのだからこれは正しいのだろう。しかも本物であるM29も当初はモデル名が無く「44マグナム」と呼ばれていたと知り完全に正しかったと胸を撫で下ろすのだ。余談ではあるが撫で下ろすなら巨乳熟女の胸が良いと説切に思うのであった。  これに似たもので「ダブルオーセブン」なのか「ゼロゼロセブン」なのかはたまた「ぜろぜろなな」なのか言い争いになったのも懐かしい思い出。 ルガーP08なんか未だにどう呼ぶのか判らんのだ。

 

 んでこちらがコークボトル。 カッコいい。 実物は見た事もない。 たまにオクやグリップ販売店で見てもとても高価で手に入れる事は無理だろう。 んで仕方無いのでネットで写真を収集すると知らなかった形状が多々ある事に驚き。 パッと見、ダイヤチェッカーとチェッカーの範囲が大きいくらいしか判らなかったがコークボトルの名の所以、後方から見て中央に膨らみがあるセクシーなラインやトリガーガードにフィットするサムレスト前方のつの?など全体にとても気を配られた丁寧な作りに古き良き時代を感じさせる(その時代生きてないだろ) コークボトルを知れば知るほど、その後のグリップが各所に手抜きを施された?グリップだなあと思い知る。 パイソングリップもそうだが時代が新しくなるにつれどんどん手抜きが始まる。 




 内面合わせがとにかく一番重要。 ここが終わると第一段階が終わったと少しホッとする。 

 

 最初にグリップフレームの半分の厚みで木を削り、その後、本体部の2段目の厚みに段差を掘る。 削りすぎると悲惨。 本気で泣きたくなる。 

 



 おおまかにフリーハンドで外形をガシガシ削る。 ここが一番重労働。 リュ-ターにも負担をかけるし木クズが山になる。 完成はまだまだ遠い・・・・
  

Posted by ガンスミス at 10:04Comments(2)

2016年10月09日

コクサイ金属スマイソン

やっとグリップも完成して本体に装着した。  国際と言えば(昔は国際。 このイメージがしっくりくる) リボルバーの国際と言うくらいリボルバーの第一人者的なメーカーだ。 僕が始めて買ったのは旧金属パイソン。 真っ黒なプラグリが印象的なモデルだ。もちろん金ピカだ。当時、僕は金属でなければモデルガンでは無いという思いもあったので金属パイソンを選んだ。 国際のモデルは仕上げも品質も良かったと思う。 本当は6インチが欲しかったがお店に無く、取り寄せなんて我慢も出来ないので4インチを買った。 今では4インチが一番好きだが子供の時は長いほうがカッコいいに決まってると思っていたのだ。 フェアレディZがカッコよくてシビックがかっこ悪いと思った子供心に似ている(似てるか?) 






 コクサイでスマイソンが出たのはデータを調べるのが面倒なので記憶を頼りに書くと1981~82年あたりでは無いだろうか。 ABSモデルだ。 メタルフィニッシュとシルバーモデルでABS地肌は無かったはず。コクサイのモデルガンは旧パイソンをはじめに、M28ハイパト、サタン、M29,M629と買った。 コクサイはめっきも綺麗で満足の行く完成度だった。 しかし、その後のKフレシリーズやJフレは買う事が無かった。単に大型リボが好きだっただけだ。 なのでコクサイスマイソンを手にするのは初めて。 金属スマイソンとなると随分発売が後の気がするがこれまた調べていないので判らない。 記憶では90年代というイメージだが違うかも知れない。 





 金属パイソンは数が少なかったのかオクでも相当値段が高騰しているようだ。 なのでこれをベースにグリップを作るのも緊張するってもんだ。無事完成してよかった。 1980年からモデルガン全体の勢いは凄く、毎月の様に新製品のニュースが流れモデルガンファンには最高の時代だった。 しかし、そんなブームも3年ていど。 あれよ、あれよという間にエアガンブームに席巻されモデルガンにとっては余りにも短い第二次モデルガンブームになってしまった。
  

Posted by ガンスミス at 11:14Comments(0)